2011年4月5日火曜日

脱力系反原発アニメーション『源八おじさんとタマ』

中村徹さんによる、脱力系反原発アニメーション『源八おじさんとタマ』

いずれも、東北地方太平洋沖地震が起こる前に作成されています。
心が痛みます。
でも、見たほうがいいです!

以下、「たんぽぽ舎」さんのサイトから。

1.『源八おじさんとタマ001』(原発なくても電気は大丈夫)


原発がないと電気が足りなくなると思っておられる方は多いようです。
でも実際は、火力と水力だけでも最大電力がまかなえます。
今回の東京電力の計画停電も、国民を困らせることで、
「やっぱり原発は必要」という世論を導こうという意図を感じてしまいます。

2.『源八おじさんとタマ002』(二酸化炭素と温排水)


原発推進の大きな理由として宣伝されているのが、
「原発は発電時に二酸化炭素を出さない」ということです。
あたかもクリーンエネルギーのようなフリをしていますが、
実際には大量の二酸化炭素を出し、さらに温排水によって環境を破壊しています。
今回の事故では放射能まで出して、どこがクリーンエネルギーなのでしょうか。

3.『源八おじさんとタマ003』(放射性廃棄物)


放射性廃棄物の最終処分場も決まらないのに、原発はゴミを出し続けています。
高レベル放射性廃棄物は100万年も監視しなくてはなりません。
未来のこどもたちの了解も得ず、勝手にその管理を押し付けています。
100万年の間に、今回のような大きな地震は何回起きるのでしょうか?
その全てを安全に乗り切れると誰が保証できるのでしょうか。

4.源八おじさんとタマ004(地震)


原発は活断層の上には建てないことになっていますが、
浜岡原発をはじめ、直下に活断層がある原発がたくさんあります。
次に災害にあうのはどの原発でしょうか。
その前に止めるのが、賢明な判断だと思うのですが。

5.源八おじさんとタマ005(津波)


この動画を公開したのが、2月12日です。その約1か月後に、浜岡と福島の違い
はありますが、現実のものとなってしまいました。
『チャイナ・シンドローム』公開直後に、スリーマイル島原発事故が起こったこ
とに似ていると言ったら言い過ぎでしょうか。

以上、5作品をご覧になっていない方はもちろん、ご覧になった方ももう一度ご
覧いただければと思います。
今後、続々と新作も作りますのでご期待下さい。  中村徹

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