2012年3月31日土曜日

山田町からのお客様

いつもお世話になっている、心で触れるボディワークスクール校長、鎌田麻莉さんから、あたたかいメッセージと、お菓子が送られてきました♪
お菓子は、「和くるみ糖」という、震災の被害に遭われた方の収入支援のために始まった「三陸の和グルミプロジェクト」が生産しているお菓子でした〜^^

被災地の三陸地域で拾い集めた和グルミを、被災者の方々が一粒一粒ていねいに殻むきしたもので、クルミだけではなく、材料のお醤油も、陸前高田のものを使用しています。醤油の工場は、津波で全壊してしまったのですが、新たな生産の場を確保して営業を再開されているそうです。
優しい甘さで、ほっこり気分になれる、とても美味しいお菓子*^^*
今度は、お取り寄せしてみようと思います♪
麻莉さんからのあたたかいメッセージにも、ほろり(;_;)とさせられて、幸せに包まれたひと時でした。

先日、津波の被害を大きく受けた岩手県の山田町からいらしたお客様に、トリートメントをさせていただきました。
ブログでも紹介した、FAVさんのイベントに参加するために東京までいらしてくださったのですが、FAVさんと私からのプレゼントということで、エサレンボディワークフェイス・ヒーリングのセッションを受けていただきました。
東京に向かうバスに乗る直前に、震度5の揺れがあり、不安な気持ちで出発され、バスの中でも眠れなかったようです。。。
セッション中は、少し眠る事ができたようなので、受けていただけてよかったなと思っています。

震災前は、服飾の仕事をされていたそうですが、津波で仕事道具は全て流されてしまったとのこと。震災後は、仮設住宅でじっとしているよりも、何か皆のためになることがしたいと思い、ミシンを支給してもらい、救援物資で届く洋服を、着る人のサイズに合わせてお直しをする仕事を始められたそうです。高齢者の方は、ズボンが長いと転んでしまったりして危険なため、丈詰めが必要で、今ではかなり需要があるとのこと。
その他にも、NBC作戦(なまら物資直送作戦)*Ko Slangさんが立ち上げている、東日本大震災 自立支援project)で、活動されていたり、某NPOのお仕事を手伝ったりと、パワフルに活動されていらっしゃいます。
ご病気をされていて、あまり体調が良くないご様子なので心配になりましたが、お話しをされている時の目は、「今」にしっかり足をつけ、未来を見ているように感じられたのがとても印象的でした。

被災地の現状についてのお話は、ただただ、ため息がもれるばかりでした。。。
救援物資の届かない所が未だにあり、役所に申し立てをしても改善されず、仮設住宅での生活は、寒さが厳しく、体が冷えることで体調を崩されたりもしているようです。
家族が多いとこたつを置くスペースもなく、友人が送ってくれた一畳用の電気カーペットの上に弟さんと二人で座って過ごしたりしていたとのこと。。。

今回、あけみさんとお会いして、お話が聞けたこと、とても貴重な時間だったと感じています。
もっと、もっと、知らなければいけないことが沢山あるように思いますし、私にできること、考えればまだまだあるのではないかと思っています。

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