2012年5月2日水曜日

梨の花

4月28日のブログを読んで、お客様がメールをくださいました。
個人的な感覚のことを書いたので、つまらないブログかなと思っていましたが、書いてみてよかった◎

お客様から、いただいたメールです。

・・・・・・・亡くなった妻が病床で書き記していた日記があります。
「こんな天気のいい日は、お洗濯をしてベランダに干し、夕方、皆が帰る前に取り込み、陽の暖かさを感じる… そんなことがもう出来ないのかと思うと寂しい」
元気な時なら恐らく「また洗濯かー」とぼやいていたかも知れません。でも、入院生活の中では、そんな日常のことが出来る幸せを思ってしまう… そんな日記を読み、胸に迫るものがありました。

ちょっとした小さなこと、でも、それがとても 今の自分を幸せにしてくれる… そう思う時、人は生きていることに感謝したくなります。 ちょっとしたこと、ちいさきことの大切さ…

写真は大潟村に来てから植えた梨の木です。 3年目の今年はたくさんの花のつぼみがつきました。
徒然草に梨の花は「あじけなきもの」と書かれています。 興を削ぐ花、と言われています。
でも、3年目にして力一杯花をつけようとしている木を見ると、思わず「ありがとう」と言いたくなります。
決して「あじけなき」ものとは思えません。 バラや牡丹やシャクヤクのような立派な花ではなくつつましやかな花です。
でも、そんな風情にとても癒されます。 梨の花をみて、しあわせを感じてしまいます。

・・・・・・・・・

当たり前のこと、毎日毎日同じように繰り返している事、そんな中にとてもあたたかい幸せが隠れている。それに気付いていくことが、一瞬一瞬を豊かなものにしていくのだな〜と感じます。。。

Uさん、いつもあたたかいメッセージをありがとうございます!
新刊、楽しみにしています♪

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