2010年9月29日水曜日

子供の感覚

先日、美肌きれい塾の石けん作り講座を行った時に、「あ、いいな~」と思ったことがあったので書きま~す。

参加して下さったのは、大人4名とお子様1名。
お子さんは、結膜炎で保育園に行けないのでお母さんと一緒に参加。
石けん作りの説明を受けている間、本を読んだり、絵を描いたり、お話をしたり、お部屋の散策をしたり。

参加された方は、私以外はママさんだったので、お子さんとの付き合い方は心得たもの、堂に入っています。
説明を受けながらも、お子さんの動きには敏感に反応して、遊んだり、危なそうなことがないかさり気なく目を配っています。
女性の本能的なところで自然に動けるのでしょうね。。。

混ぜ合わせた石けんのタネを、湯せんにかけながら泡立て器でこねる作業が気に入った様子で、「やりた~い!」コール^^
楽しそうにこねている姿がとてもかわいいな~と思いながら見ていたら、
お子さんに、 「何を感じる?」と聞いた方がいました。

「何を感じる?」「どんな感じか、教えて^^」

聞かれたお子さんは、すぐには言葉がでなかったのですが、混ぜている物の質感に意識が動いた様子がよくわかりました。
何気ないのですが、すごいな~と感じた言葉でした。
こういう対話が感覚を養っていくのだなと。。。

母にこういう言葉をかけてもらったことあっただろうか?私が忘れているだけなのかな???

子供のうちから、心や体で何を感じているのかに意識を向けるくせがついていたら、「生きる」ということがとても豊かになっていくと思います。

大人は、子供の感覚に興味を持って、感じたことを表現する機会を沢山作ってあげられたらいいですね。。。

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